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ビニールハウスを襲う落雷被害!? 農業における雷対策と“雷報”の必要性

近年は異常気象の影響で雷が発生する頻度や規模も増加しており、「まさかこんなところに」という落雷が発生するケースが増えています。特に屋外の設備が多い農業現場では、落雷による影響を直接受けやすく、早めの対策が求められる状況です。

本記事では、実際の災害事例をもとに、農業施設が抱える雷リスクとその対策について考え、雷の接近を事前に検知できる「雷報(らいほう)」の活用方法についても紹介していきます。

落雷がもたらす農業施設へのリスクと実情

農業における雷被害は、実際に各地で報告されています。落雷によって電気設備が故障したり、作物に被害が出るなど、農業経営にとって大きなリスクとなります。特にビニールハウスは、周囲に高い建物がない広い農地に設置されることが多いため、雷の影響を受けやすいとされています。

被害の内容はさまざまで、以下のような事例が報告されています:

  • 電動換気扇や温度管理装置などの電気機器の破損
  • 落雷による瞬間的な停電や電圧変動での機器停止
  • 落雷による火災や感電の危険性
  • 作業中の人への落雷事故(人的被害)

2023年には、千葉県内の農園でハウス近くに雷が落ち、温度調整機器が破損したという報告もありました。また、気象庁の統計によれば、夏季には日本全国で多数の雷被害が発生しており、そのうち農業設備に関する被害も年々注目されるようになっています。

雷による被害は突発的に起きるため、「気づいたときにはすでに遅かった」というケースも少なくありません。だからこそ、雷の接近を事前に察知し、機器の電源を切ったり作業を中断したりといった“行動を起こす時間”を確保することが、被害を減らすために非常に重要なのです。

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雷から施設を守るために。導入したい雷対策グッズ

落雷による被害を防ぐには、早めの対策が不可欠です。農業施設では特に、次のような雷対策グッズの導入が有効とされています。

1. 避雷針(避雷導体)

避雷針は、雷の電流を建物に落とさず、地面へ逃がす役割を持つ設備です。ビニールハウスや倉庫などに設置することで、直接の落雷被害を回避できます。ただし、設置には工事が必要で、コストや環境に応じた設計が求められます。

2. サージプロテクター(SPD)

電源ラインに流れ込む過電圧(雷サージ)を吸収・遮断する装置です。これにより、落雷による電気設備の故障を防ぐことができます。最近では家庭用から業務用までさまざまなタイプが市販されています。

3. 接地(アース)工事

機器や構造物が感電や火災を起こさないよう、電気を地中に逃すための「接地(アース)」も重要です。適切な接地がされていないと、他の対策グッズの効果も十分に発揮されません。

4. 雷検知器・警報装置

雷が近づいていることを“音や光”で知らせてくれるのが、雷検知器や警報装置です。これらは落雷の「予兆」を捉えることができるため、避難や機器の電源オフなど、具体的な行動を取る時間的な余裕を与えてくれます。

中でも、より精度高く、手軽に運用できる雷検知器として注目されているのが「雷報(らいほう)」です。次のセクションでは、雷報の仕組みや活用シーンについて詳しくご紹介します。

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雷報とは?仕組みと活用シーン

雷報(らいほう)は、シナノカメラ工業株式会社が開発した雷接近検知専用の警報装置です。雷が発生した際、その発生源からの「電磁波」を捉えて、まだ目に見えない段階で接近を警告してくれます。

一般的な落雷対策グッズ(避雷針やサージプロテクターなど)は、落雷の“被害を軽減する”ことに主眼が置かれていますが、雷報は「雷が近づいていることを事前に知らせる」ことが最大の特長です。

どんな仕組み?

雷報は、独自の検知アルゴリズムによって、雷放電から発生する特定の電磁波成分を高感度でキャッチ。
これにより、目視や天気予報では気づけない雷の発生を早期に検知し、接近方向と警報レベルをLEDランプとブザーで知らせます。

どう活用できる?

  • 農作業中の早期避難:作業員が安全な場所へ退避する判断材料に
  • 機器の保護:電源をオフにしたり、遮断器を操作するタイミングを逃さない
  • ハウスや施設の監視:無人時でも警報で状況を把握しやすい

また、雷報はコンパクトなサイズで電源もAC100Vのみと扱いやすく、専門的な工事をせずにすぐに使えるのも大きな魅力です。

「雷が鳴ってから動く」のではなく、「鳴る前に察知して行動する」。
雷報は、まさにそのための“農業現場の危機管理ツール”として、注目されています。

雷報の仕様についての詳細は、取扱説明書をご覧ください。

雷報体験レポートの紹介

以下では、弊社スタッフが実際に登山へ雷報を携帯した際の体験レポートをまとめています。
ユーザーの実際の声を是非、ご覧ください。

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まとめ 〜雷被害は“防げる災害”に変えられる〜

この記事では、実際に起きた雷被害の事例をもとに、農業施設における落雷リスクと、その対策についてご紹介しました。

ビニールハウスや電気機器を多く使う農業現場にとって、雷による設備破損や火災、人的被害のリスクは決して他人事ではありません。避雷針やサージプロテクター、接地などの「受け身の対策」とあわせて、雷の接近を事前に検知できる「雷報」のような能動的な装置を導入することで、リスクをより大きく減らすことが可能になります。

特に雷報は、設置が簡単で、即時に警報が得られるという点で、農業従事者の強い味方になり得ます。落雷は自然現象で止めることはできませんが、事前に“気づいて”行動を変えることで、防げる被害は確実に増やすことができるのです。

雷被害を“予測不能な災害”から、“備えることで減災できるリスク”へ。
その第一歩として、雷報の導入をぜひ検討してみてください。

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雷報の取り扱い説明書を見る

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